インドネシアの投資・会社法・会計税務・労務
- 久野康成公認会計士事務所
株式会社東京コンサルティングファーム
専修大学商学部准教授 小林守 共著 - 公認会計士 久野康成 監修
- 発行:TCG出版
- 体裁:A5判 並製 384ページ
- 定価:3,400円+税
- ISBN 9784883384532
- 発売日:2011年11月25日

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書籍の説明
この一冊でインドネシア進出の全てがわかる!
インドネシアは、2011年に入って好況を博している国の一つといえます。8月の時点で、貿易取引額は過去最高を更新する勢いで、1~8月の自動車販売数が前年同期比14%増となるなど、国内市場も好調を維持しています。また、外国からの直接投資も上半期終了時点で前年比24%増となりました。好調な経済を反映するように、アジア開発銀行は、2011年度、2012年度の経済成長率をそれぞれ6.7%、6.8%へと上方修正しました。これは、ASEAN地域では、ラオス、カンボジアに次ぐ数字で、タイやベトナムを大きく上回っています。
一方で、インフラ整備には大きな課題があります。ハード面では、電力、道路、通信の不足、ソフト面では、行政手続や法手続について担当者ごとに解釈が異なる点や、手続に多くの時間を要することが指摘されています。世界銀行発表のビジネス環境ランキングでも世界183カ国中121位にランクされていることからもわかるように、このあたりが日系企業の活動のボトルネックとなっています。
「海外直接投資実務シリーズ」として、インド、タイ、ベトナムに続く、シリーズ4冊目の本著には、インドネシアの基本的な投資環境等の情報から会社法務、税務、労務に至るまでビジネスを展開に必須な情報を収録しています。インドネシア進出を考える企業にとってファーストステップになる一冊です。
目次
- 序章 直接投資先としてのインドネシア
- Ⅰ章 基礎知識
- Ⅱ章 投資環境
- Ⅲ章 会社設立
- Ⅳ章 会社法
- Ⅴ章 会計
- Ⅵ章 税務
- Ⅶ章 労務
著者プロフィール
監修者 : 久野康成(くの やすなり)
久野康成公認会計士事務所 所長
株式会社東京コンサルティングファーム 代表取締役会長
東京税理士法人 統括代表社員
公認会計士・税理士・社団法人日本証券アナリスト協会検定会員
1965年生まれ。愛知県出身。1989年滋賀大学経済学部卒業。1990年青山監査法人(プライス ウオーターハウス)入所。監査部門、中堅企業経営支援部門にて、主に株式公開コンサルティング業務に係わる。クライアントの真のニーズは、「成長をサポートすること」であるという思いから監査法人での業務の限界を感じ、1998年久野康成公認会計士事務所を設立。営業コンサルティング、IPOコンサルティングを主に行う。
現在、東京、横浜、名古屋、大阪、インド、中国、香港、モンゴル、タイ、インドネシア、ベトナム、シンガポール、フィリピン、カンボジア、ラオス、スリランカ、パキスタン、バングラデシュ等、世界17カ国にて、「第2の会計事務所」として経営コンサルティング、海外子会社支援、内部監査支援、連結決算早期化支援、M&Aコンサルティング、研修コンサルティング、経理スタッフ派遣・紹介等幅広い業務を展開。グループ総社員数約300 名。
著書に『できる若者は3年で辞める! 伸びる会社はできる人よりネクストリーダーを育てる』(出版文化社)、『あなたの会社を永続させる方法 成長戦略~事業継承のすべて』(あさ出版)、『2008年版図解インドの投資・会計・税務の基本』(出版文化社)、『母性の経営』(出版文化社)、『インドの投資・会社法・会計税務・労務』(TCG出版)、『もし、かけだしカウンセラーが経営コンサルタントになったら』(出版文化社)、『タイの投資・会社法・会計税務・労務』(TCG出版)、『ベトナムの投資・会社法・会計税務・労務』(TCG出版)がある。